スロバキア:KAIR
「AIRs Vol.8 アーティスト・イン・レジデンスほんとうのはなし 遊工房アートスペース⇔KAIR」
開催日時:2013.12.8(日) 18:00?19:00 会場:遊工房アートスペース(東京) /KAIR(コシツェ・スロバキ)
参加者:村田達彦、弘子(ディレクター)、太田エマ&針谷美香 (遊工房アートスペース・スタッフ)、渡辺遥(女子美・インターン)
アデラ・フォルディノバ(KAIR・プログラムディレクター)、金井学(KAIR滞在作家)
欧州文化首都のスロバキアKosiceのレジデンスプログラムK.A.I.Rに、遊工房との
3ケ月間の滞在制作交換プログラムの第二弾として、2013年10月?12月まで滞在しているアーティスト金井学さんと、KAIRのレジデンスプロラムディレクターであるアデラ・フォルディノバさんとのSkypeセッション「アーティスト・イン・レジデンスのほんとうのはなし」を開催いたしました。
金井さんより滞在施設の紹介や、実際にコシツェで生活して、全ての経験が自分にとって新しく新鮮である事、改めて一般に「アイデンティティー」と呼ばれるものの不確かさや交換可能性を意識した事、また、コシツェの街を日本の街で表現すると吉祥寺位と表現されていたのが印象的でした。
KAIRのディレクターであるアデラさん曰く、コシツェの街には、ハンガリー、ローマ、その他ユダヤコミュニティー等が存在し、また、ソビエト時代のグレーのマンションが現在も建ち並び、市民にとっては日常の一部でしかないが、滞在するアーティストにとっては非常に面白く新鮮に感じられるそうです。市民が日常生活で気付かない事をアーティストがみつけてくれ、アーティストに自由の象徴となってもらい市民に自由になれると感じでほしいとの発言が印象的でした。