2017.12.01 - 2018.01.31

ディビッド・フランクリン

[アイルランド]

デイビッド・フランクリンは、スペイン・バルセロナ在住のアイルランドのビジュアルアーティストである。主に絵画、ドローイング、ビデオを扱っている。
彼の現在展開している活動は、景観と私たちの環境の概念を作っていく上で、イメージの使い方を見ている。とりわけ、ビジュアルアートやイメージに科学技術の及ぼす影響、人の環境の拡大と宇宙生物学、アニメーション技術と美学、災害の歴史、日本の戦後芸術、中国絵画の哲学などに基づいている。
彼の最近の出版物、「Empire of Rats」(ネズミの帝国)は、テキストと写真を組み合わせて、日本とスペインの近代的な遺跡の事象、商業主義、ナショナリズム、文化的な記憶との関連を探る。 ニューヨークの近代美術館(MOMA)とバルセロナの現代美術館(MACBA)のアーカイブとなっている。
2017年を通して、バルセロナのカタルーニャ美術館でのリサーチ・レジデンスプログラムに参加し、2017年12月に東京の遊工房AIRで滞在制作を行う。

遊工房アートスペースでの滞在中、David Franklinは、日本の景観が、どのように形づくられ、そしてそれは人間の活動、特に文化との関係にどのように影響するか、さまざまな側面を探求する長期プロジェクトの第1段階を開始する。 このプロジェクトは、ビデオインスタレーションやドローイングなど、さまざまなメディアを通じて表される。

Institut Ramon Llullの支援を受けている。

滞在期間 2017.12.01 - 2018.01.31
滞在場所 AIR 3
作家HP http://davidfranklinonline.com/