ボアゾ・アハロノヴィッチ
[イスラエル]アーティスト・プロフィール
「私の作品に現れる緊張感の由来は、画像から離れたり向かったりする二元的な動きの結果である。私はイメージに取り付かれていると同時に、その力に怖さを感じている。私は絶えずそれらを引き止め、解き放つ。 多数の画像が収集され、操られ、索引付けされ、処理され、楽しまれ、代謝さえしている。それらはひとつのイメージに替り、華々しく魅惑的で、且つ恐ろしいイメージになる。そのイメージが複数の画像を拡大し、同時に、それらは単一の画像の面で廃止し、余剰にする。単一の画像は時間と場所を結びつけて、写真媒体の特異性を覆うことになる。瞬間を捉える野望、宇宙の枠組み。イメージは元の文脈から解除され、従って、単一の画像は異なるある種の表現になる。それは概念的な出来事の表現である。観察者の前に表示される画像は、長い旅の終着点なのだ。これは、単一のイメージに抵抗し同時に、1つの理想的なものを目指している。ある視覚的な探求の探求である。それぞれの作品は視聴者を視覚的な迷路に誘うが、出入り口の提示もなく、出口も掴みどころもない。作品は、デジタル時代に画像に対する私たちのコントロールと私たちのコントロールに関して、かつてなく関連性のある疑問を提起している。」
滞在中の計画
遊工房では、30日間の「日々の修練プロジェクト」を行い、30日間の滞在に関するドキュメンテーションを作成する。
以下のルールに従う:
毎日新しい日本語の単語を学ぶ。
毎日、その日に歩いた道程の散歩地図を作成する。
毎日、その日に行った歩みの歩数を数える。
毎日、眠りについた時間と目を覚ました時間を記録する。
毎日、好きなだけ多くの写真を撮る。 そのうちの1つは以前見たことのないものでなければならない。
毎日、収集したすべての情報を組み合わせて作業する。
滞在期間 | 2018.03.01 - 2018.03.31 |
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滞在場所 | AIR-2 |