2018.05.01 - 2018.06.14

アリス・ジェイコブス

[イギリス]

アリス・ジェイコブスはイギリス人のパフォーマンス・アーティストで、彫刻やインスタレーションをパフォーマンスに取り入れている。彼女は、細心に吟味された場所に自身を置き、一旦選ぶと、彼女の身体の寸法に合わせたサイトスペシフィックな彫刻は、亡きもの、または本来の目的を失ったものを整える。また、彫刻は彼女の身体を運ばせる道具として、パフォーマンスを指導する。彼女は宗教的な図像学や囚われた女性性に関した話題を扱う。しばしば、作品は旧来の社会において女性が見なされ軽視される問題に取り組み、直面する。 

活動プラン:
遊工房での滞在中、舞踏家や温泉の管理者の協力のもと、アリスは裸であること、羞恥、自己表現、身体と精神の抑制の限界を研究して、社会的疑念を調査し、行動観察をする。ある者が行動について調べ、またある者が環境について調べるように、行動が環境にいかに関与するかを問うため、彼女は舞踏と公衆浴場について調査する。
それは、異文化において見物人の視線を通じて移りかわる。彼女は、人々が意思の疎通をする際に言葉に表さない面をいかに解釈するかを学ぼうとする。これらの活動のためにパフォーマンスのより原始的な面に接し、コントロールするための入口を提供することを切望する。言語の壁によって高められ、行動は無言の言葉でのコミュニケーションの方法となる。公共領域で身体が受け入れられる公衆浴場という場所で裸の伝統を通じた体への尊重の仕方は英国文化とは異なる。容認と羞恥心の間の変遷は彼女の遊工房での滞在のリサーチの根底である。

滞在期間 2018.05.01 - 2018.06.14
滞在場所 AIR-2
作家HP https://www.instagram.com/london_tokyo_y_air/

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  • OPEN STUDIO:6/6-6/10 12:00-19:00(最終日のみ17:00まで)