2018.06.01 - 2018.08.26

マリア・モリエダス・ディエス

[スペイン]

プロフィール:
「私は、パフォーマンス的視点から活動する傾向がある。アイデンティティ、相違性、習性やそれらの表現に関連する問題に取り組みながら、他者へ近づくように促す状況や立場を撮影し記録している。録画する中で、映像や写真媒体が提供する可能性と限界に関心を持ち、しかし同時に、表現される物と、客観性や写実性や確立された言説の正確さに疑問を持ちつつも、それらを扱うことにも惹かれている。この為に、まず行動を導くよう、はっきりした文脈や環境を識別し、特定の制限をかける。この、制作の過程の事実が、私にとって最重要点あると言及したい。事実は時に、不合理なただの憶測にすぎない。」

滞在プラン:
今まで関心を持ったテーマや言語を扱い続けながら、日本での滞在制作は新たなプロセスや表現をもたらし、活動を豊かにすると考えている。私は異文化の一端として、小さな身振りや動作、コミュニケーションの方法等、我々がどのように心を通わせるかに興味がある。また、人々が出かける場所や彼らの余暇の過ごし方を探り、彼らが何を身につけ、どのように踊り、歌うのかなど、日常生活の実際の動きにも関心がある。都市生活がどのように作用するものかに目を向け、作品を作りたいと思っている。


滞在期間 2018.06.01 - 2018.08.26
滞在場所 Residence-3 | Studio:Co-ume Lab.(June-July), Studio 3, Youkobo (August)
作家HP http://www.youkobo.co.jp/