Artist Profile:

ニコラ・モスは、紙を用いた制作をするオーストラリアのビジュアルアーティストである。持続可能とは何か？という燃え上がる疑問によって、モスは、自然保護と開発のバランスを見つける可能性のある将来を探り、健全な環境の価値を考えるように人々に問い掛けている。 2017年の遊工房アートスペースでのレジデンスでは、地域/世界の緑地問題の議論の中で、異文化間の交流やコミュニティとの関わりが始まった。 彼女の世界観は、緑の空間を手掛かりに、私たちの日々の生活の中で得られる幸福感を写し出している。

Residency Plan:

9月の遊工房でのレジデンスでは、大都会中の都市の緑地を探索しながら、異なる季節の東京の緑の風景を示す。 「緑の東京 10 年プロジェクト」の継続的な研究と健全な都市生活のための普遍的な願望を体験する機会は、ウォーキング、プレインエアージャーナル、写真のドキュメンテーション、会話、スタジオのインスタレーションを通じて取り組まれる。 スタジオでは、2017年のレジデンスでの会話、アンケート回答、見聞から制作した紙の作品を取り上げて ‘Tokyo wild’ を展示する。これには文化交流と同じアンケートに対するオーストラリアの回答が伴う。

滞在期間	2018.09.01 - 2018.09.30
滞在場所	AIR-3