トンガ生まれのカリソライテ・ウヒラの革新的なビジュアルアートは、アイデアを表現して鑑賞者の内省を促すためにメタファーを使用する。彼の体験的パフォーマンスは、3ヶ月間オークランドの街で粗野に暮らしながら、箱の中で豚のように生活し、海岸から太平洋の波を導くことを伴った。彼の作品を通して、彼は都市のホームレスのような、文化的、社会的、政治的テーマを探求し、如何にして海洋が、遠く離れた異国の人々を繋ぐことができるかを探る。彼はまた、人と豚のような神聖な動物との関係について、伝統的なトンガ人の概念が西洋の観念とどのように交差しているかを調べた。彼は、空間と時間、自己のトンガと西洋の概念の狭間で振れる作品を理解するために偏見に直面するように鑑賞者を誘発し挑む。

レジデンス中に、歴史的な場所をリサーチし記録する予定である。各記録は、素材自身の物理的な働きと身体に焦点を当て見つけたものとのパフォーマンスを基本とした多くの短編ビデオから構成する予定である。私は議論を誘発し物語の文脈を引き出すための時間と空間、素材の調査を用いて、パフォーマンスとメディアベースの実践に関心を向けるだろう。これは、時間をどのように無駄にするかという対話の結果であり、そのアイディアはパフォーマンス作品として変換され、記録される。

テーマ「Maumau-taimi (時間の無駄遣い)」：これは私が修士課程で始めた研究である。ドイツのベルリンで初めてレジデンスを経験して以来、離散したトンガ人がどのように新しい文化や環境に適応しているのか、世界調査を達成するために活動の間口を広げた。 今回の滞在は、離散したトンガ人が世界でどのように暮らしているのか、時間に基づく継続調査の一部である。

滞在期間	2018.09.06 - 2018.11.29
滞在場所	AIR-1