2019.06.16 - 2019.07.31
ダリア・ブルム
[イギリス]プロフィール:
ダリア・ブルムは自身の作品の主人公であり、芸術やダンス、演劇、ありふれた日々の状況ややり取りにおける文脈の中で、パフォーマンスのぎこちなさを熟考し、異なる性格を表現する。彼女のライブ・パフォーマンスとビデオ・インスタレーションは、異なるスタイルの動きや装い、そして自身で構成する詩や楽曲を用い、自己表象とパフォーマンスにおける(女性の)身体の使用の対立をテーマに実行する。彼女の可謬性や世代を超えたトラウマの調査に基づき、登場人物の物語は、創造的で(再)生成的プロセス、鑑賞者とパフォーマー、ユーモアと悲劇、真実と偽りといった対照的な原動力における推進力として直面するや状況を証明しようと試みる。
レジデンスプラン:
ダリアは新作「話す」を演出する。言葉を用いず、身体や動作、ダンスのみを通し、繰り返し登場する彼女のテーマを伝達する。東京というコードは新しく未知であり、日本の文化に初めて身を置くということは彼女の作品において言語を避けながら制作することとなるだろう。彼女の演劇やダンスの経験は西洋の美学に基づいており、舞踏や現在の日本のコンテンポラリーダンスを体験し、参加することによって動きのアイディアを得たいと思っている。彼女は日本で直面し影響を受けた新しい彫刻を制作することで、馴染みのない状況や文化的な”未知”対する反響を研究し、最終的にそれらを支柱やステージセットなどではなく、動きの一部である無生の役者やダンサーとして演出に融合させる。
滞在期間 | 2019.06.16 - 2019.07.31 |
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滞在場所 | AIR-2 |
作家HP | https://www.dariablum.com/ |