進藤詩子個展 ‘つむるみつめる_BEHOLD’
進藤 詩子 [日本]2010.03.11 - 2010.03.28
遊工房で6週間のスタジオレジデンスを介して製作される今作品は、様々な価値観が交錯する世界に、誰もが懐かしく憧れ抱き続けるような ‘景色’を表現する試みである。作品は、来場者との対話を記録した写真やテクストを基に更新される。「私は毎日、杉並を横切り、スタジオに通っては在居する。その道のりには、どの時間、どの街角を曲がっても変わらず在り続ける物がある。同じ事が繰り返し繰り返される場がある。私はそれらを右から左、上から下へ、繰り返し眺める。目をつむっても尚温かい、かれらの眼差しに見つめられて。」 1980年東京生まれ。2003年よりメルボルンに在住。オーストラリア国内を中心に、ドローイング、写真、ビデオ、サウンド、テクスト等を織り交ぜたサイトスペシフィック・インスタレーションを、製作・発表してきた。2008年に修了したメルボルン大学ヴィクトリアカレッジオブアート学部芸術学科修士課程では、 ‘間-MA’と‘Haptic aesthetic-触覚の美学’というテーマで、平面作品で構成されたインスタレーション作品と、そこでの観客の身体的経験の関係性を研究。また、日本とオーストラリアの若手作家による合同展覧会の企画・運営を手掛けており、今年度8月にメルボルンのアーティスト・ラン・オーガナイゼーション、ウェストスペースで ‘内在の風景展’の開催を予定している。
展示期間 | 2010年03月11日(木) - 2010年03月28日(日) |
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展示場所 | GALLERY |
関連イベント
- オープニングパーティー:13日(土)18時?20時(17時よりアーティストトーク)