A Philosophy of Gardens #01
小倉礼子 [日本]2014.07.25 - 2014.08.10
「A Philosophy of Gardens #01」は、2012年に始まった小倉礼子の「庭」を巡る探求と、その成果をまとめた最初の展覧会である。ここでは見慣れた「庭」が変容する。そこに潜む小さなものたちが隠し持つ、無限の宇宙に出会う。本展にて発表する『Planetary Garden』シリーズは、「庭」が抱える二重三重の構造へと分け入るその先駆けといえる。
小倉礼子
埼玉県生まれ。
2014年多摩美術大学大学院修了。
学部在学中より、デジタルフォトコラージュを駆使した写真作品制作を開始。膨大な写真の組み合わせからなる作品は、鑑賞者に科学と芸術が交差する新たなイメージのあり方を提案し続けている。
大学院では「芸術表現」を「個人と社会との狭間にたつニュートラルな領域」をテーマとして、リサーチを行う。これをもとに2012年からは同様の領域性をもつ存在として「庭」に着目し、これをキーワードとした写真の制作を行っている。
展示期間 | 2014年07月25日(金) - 2014年08月10日(日) |
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展示時間 | 12.00-19.00 |
展示場所 | Youkobo Art Space Gallery |
関連イベント
- オープニングレセプション: 7月25日(金)17:00- アーティスト・トーク:小倉礼子×港千尋、 18:00- オープニングパーティー。 港千尋 (多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授) 「群衆」「移動」などをテーマに写真を撮りながら、多彩な評論を行う。2007年に行われたヴェネツィア・ビエンナーレでは、日本館コミッショナーを務めた。