第5回凹地企画 上野梓個展「ひびの素描」
上野梓 [日本]2014.09.20 - 2014.09.28
意図と偶発の間に生まれる線や構造体、時間性に注目し、粘土や紙などを用いたインスタレーションを制作する上野梓の個展。
陶器の釉薬の表面にできるひび、「貫入」をテーマにした作品を展開する。
音を立てて徐々に現れるひびの素描が、鑑賞者や展示空間の時間を独自のリズムで刻んでいく。
※「貫入」とは陶器の表面に表れるひびのこと。水漏れなどの原因になるため、貫入が現れるのは本来欠陥だが、そのひびの美しさの為、器の装飾技法としても用いられている。また、何年も使っているうちに突然表れることもある。
上野 梓
東京生まれ
沖縄県立芸術大学で陶芸を専攻、その後渡独、2007年ブレーメン芸術大学(HfK Bremem)修士課程修了。2008年ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツで制作発表。
主な展覧会 2013年「ポーラミュージアムアネックス展2013」、「JART3rd」WAHCenter(ニューヨーク)、2010年 個展「線のかたち/Material Line」ペッパーズギャラリー、2009年 個展「Zeitlinien」Pulverturm (オルデンブルグ、ドイツ)ほか。
展示期間 | 2014年09月20日(土) - 2014年09月28日(日) |
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展示時間 | 12:00〜19:00(9/20 13:00 open、9/28 17:00 close) |
展示場所 | Youkobo Art Space Gallery |
作家HP | http://www.azusaueno.com |
関連イベント
- オープニングレセプション・トーク / 9月20日(土)17:00から