Nothing happened. It’s already happened.

新井麻弓 [日本]

2017.07.19 - 2017.07.23

ホームムービーに関するリサーチを通して、ドキュメンタリーの原点を探る。

ホームムービーとは、ある特定の集団(一般的には家族だが、時には何かのチームや、友人たちの集まり、或いはファンの集いなど)の中に関わる個人の視点で記録されたドキュメンタリー映像である。その中で、特に私の興味は、それらの映像が見せるある種の習慣的な個々人の志向性だけではなく、親しい間柄である撮影者と被写体の中身が入れ替わる瞬間にある。

ある人々やある場のホントを観察する/記録するために、どうすればいいのか考えていたら、自分もその世界の一部になっていた。(或いは、始めからその一部だったのか。或いは、そもそも外側なんてないのか?本当に《自分》は存在するのか?)

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8ミリフィルム上映会  ホームムービーの日 in 西荻

〜 押入れに眠っている8ミリフィルムで、昭和の杉並の暮らしが蘇る 〜

昭和時代に撮影されたフィルムを持ち寄り、地域の方々と当時の映像を楽しむ上映会を開催します。西荻窪はかつてどのような景色だったのでしょうか?人々はどのような暮らしを営んでいたのでしょうか?
西荻窪周辺で掘り起こした8ミリフィルムを上映します。

●日時: 2017年7月22日(土) 開場: 午後1時30分 / 開演: 午後2時〜午後4時 

●会場: 遊工房アートスペース Studio 3
〒167-0041 東京都杉並区善福寺3-2-10 
西荻窪駅北口、2番バス停より上石神井駅行他バスにて「善福寺」バス停下車、目の前。駅より徒歩約20分。MAP: http://www.youkobo.co.jp/access/

●料金:  無料

●イベントウェブサイト: http://www.youkobo.co.jp/exhibition_events/2017/07/post-238.html
http://mayumi-arai-news.tumblr.com/post/162767386197/screening-event-in-tokyo-jp

☆ホームムービーの日とは、2003年にアメリカのNPO法人ホームムービー・センター(CHM)の企画で始まった、地域のホームムービーを持ち寄り上映する国際的な記念日です。2016年度は世界23ヵ国79会場、日本では6都道府県12会場で開催されました。

世話人:新井麻弓(東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程)、菊池謙太郎(合同会社まわる社)
アドバイザー:三好大輔(株式会社アルプスピクチャーズ)
協力:遊工房アートスペース / 杉並・西荻窪の方々/ NPO法人映画保存協会

*22日(土)は、8mmフィルム上映会「ホームムービーの日 in 西荻」開催のため時間が変則的になります。ご来場の際は、お手数ですがお時間をお確かめの上、お越しください。

7/19(水)12:00-19:00
7/20(木)12:00-19:00
7/21(金)12:00-19:00
7/22(土)
(-13:30         | Close ※ 上映会の準備ため、会場を閉めております。) 
13:30-          | 上映会のため開場
14:00-16:00 | 上映会
(16:00-18:00| Close ※ 設営復旧のため、会場を閉めております。) 
18:00-21:00 | レセプション  
7/23(日)12:00-17:00

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本プログラムは、London/Tokyo Y-AIR Exchange Program 2017として、遊工房アートスペースと東京藝大及びロンドン芸術大学セントラル・セント・マーティンズ校のAssociate Studio Program (ASP)との覚書に基づき試行を実施するものである。

展示期間 2017年07月19日(水) - 2017年07月23日(日)
展示時間 12:00-19:00(最終日17:00まで)
展示場所 Studio 3
作家HP http://mayumiarai.com/

関連イベント

  • 8ミリフィルム上映会 ホームムービーの日 in 西荻窪| 7月22日(土)14:00-16:00 *詳細上記
  • レセプション| 7月22日(日)18:00-21:00