葉(共鳴への希望)
ベンジャミン・ウッズ [オーストラリア]2020.01.22 - 2020.01.26
私の展覧会では、彫刻を介した共鳴を探る。哲学者のジャン=リュック・ナンシーによると、共鳴とは「源とその受容がある」*1ということである。彼は、共鳴を聴く行為に結び付ける。彼は聴くことで「私の内側だけでなく外側も開き...共鳴する世界が開かれ、世界は客体と主体の設えが取り去られ、独自の振幅に戻した」と言う。*2 この展覧会の私の考えの中に、マルティン・ハイデガーと、ナンシーの共鳴への希望が、彫刻作品に関係している。
1 ジャン=リュック・ナンシー著「Listening」30頁
2 同書 21-22頁
ハイデガーは晩年の仕事で、芸術と技術の概念についてだけでなく、身体と空間の再考もした。彼は、彫刻は、地球と様々なつながりを可能にすると書いた。地球の輝きと繋げるには、テクノクラートを通して地球を黙らせるのではなく、それを世界の構築と維持に使うことである。展覧会では、彫刻制作を通じて共鳴することを望んでいる。私は素材、建築、風景を通し、音と空間的方法で彫刻を使って地球とつながる。そして、それらの輝きと共鳴の性質に驚かされている。
展示期間 | 2020年01月22日(水) - 2020年01月26日(日) |
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展示時間 | 12:00-19:00 (last day till 17:00) |
展示場所 | Studio-2 |
作家HP | https://practisingopen.blogspot.com/p/leaves-itself-at-youkobo.html |
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- レセプション:1月22日18:00-20:00