Ai mi Tagai 2021
アナイス・コーマー、アリス・ジェイコブス、臼井仁美、エレノ・ターンブル、O JUN、川越健太、グラハム・エラード&スティーブン・ジョンストン、郷治竜之介、ジョン・バティストゥ・ラガデキ、ダリア・ブルム、地村洋平、トゥーリ・リトヴァック、東山詩織、藤原信幸、堀内崇志、堀内悠希、リディア・デイヴィス [日本・英国]2021.06.19 - 2021.06.27
"本展は日英からなる LTYE アーティストの有志メンバーによって行われる企画展です。
LTYE(London/Tokyo Y-AIR Exchange Program)とは、美術大学を卒業した若手アーティストたちに海外での滞在制作と発表、アーティスト同士の国際交流の機会を提供するため、遊工房アートスペース・東京藝術大学・ロンドン芸術大学Central Saint Martins (Associate Studio Programme)とが協働企画し、2015年より継続実施しているスタジオ交換プログラムです。
5周年の節目となった 2019 年は、これまでの 両国アーティストと両大学教員等 20 名を超える参加者によって、LTYE 5周年記念展「アイ ミ タカ?イ 東京編」及びプログラムの活動成果の総括や評価を試みるフォーラムを開催しました。2020 年には、CSM 教授 Graham Ellard 氏の主導により「アイ ミ タカ?イ 2020 ロンドン編」の開催を予定していましたが、コロナ禍の影響により延期となっています。
展覧会やスタジオ交換プログラムの相次ぐ延期決定と移動が制限される状況においても、作家間の交流を継続展開するべく 立ち上げたウェブプロジェクトが本展のきっかけを作りました。英国アーティストの主導により始動したウェブプロジェクトは、 隔離と移動制限の課題に先進的に挑む新たな国際協力のモデルとして、WORKSPACEと呼ばれる個々の作家の自律的な活動の場とSHOWSPACEと呼ばれる活動成果の発表の場を軸に構成されており、現在も進行しています。
ウェブプロジェクトが展開される中、遊工房アートスペースの2021年4・5・6月の3ヶ月間 がLTYEアーティストへ解放されることとなり、 現在の状況で実現し得るフィジカルな展示の探求と継続をするべく、在京アーティストによって複数の展示計画を立案しました。
本展は4月17日(土)から25日(日)にかけて行われた「Lottery exhibition - Ai Mi Tagai 2021」に次いで実施されます。
これまでの活動を通じて培われてきた作家同士の関係性を活かし、協力のもとに継続されたこの一連のプロジェクトは、 国際間の相互の理解や連携、共生を深め、持続可能な社会にとって必要不可欠な試みであると考えています。
コロナ禍における混乱に落ち着きが取り戻された先には、これまでの継続と試みが齎し獲得したものを実践的に表現する場所として、2020年に延期となっている展覧会「アイ ミ タカ?イ ロンドン編」を改めて計画し実施することをを私たちは見据えています。"
展示期間 | 2021年06月19日(土) - 2021年06月27日(日) |
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展示時間 | 13:00-18:00 |
展示場所 | Building -1(1号館), Youkobo Art Space |