遊工房アートスペースは、Y-AIR構想（*1）に基づき、Youkobo Y-AIR Studio Program始めた。
AIRと美術大学との恊働事業として、美大卒業後間もない新人作家の活動支援を行うもので、
採択された在京の2人の作家による遊工房スタジオでの6ヶ月間の独自活動をメインに展開する。

期間中、シェアによるスタジオ制作活動と共に、ゲストを招いての批評や展示発表の機会、
遊工房のAIRプログラム滞在作家や研究者との交流・対話を通しコミュニケーション力の向上も積極的に参加する。

また、会期中の1ヶ月半、ロンドン側のY-AIR提携先CSM・ASP(*2)での滞在制作及び発表の機会が含まれる。

2016年度は2016年4月-9月の6ヶ月間、東京藝術大学との連携で実施する。
・郷治竜之介： 1988年愛知生、油画科・2013年卒（ロンドン滞在制作2016/6-7）
・堀内崇志：1991年北海道生、大学院彫刻科・2016年卒（ロンドン滞在制作2016/5-6）

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*1 Y-AIR
2013年から遊工房アートスペースは「Y-AIR構想」（AIR for Young） と称し、AIRと美術系大学の諸先生方の理解と支援を得ながら、美大生や美大卒業生がAIRにアクセスしやすい環境をつくると共に、AIR体験機会創出の試行を通して、生活者・社会人・国際人としてのアーティストの創作活動の充実に寄与し、AIRが美術大学教育の中に必要な存在となることに繋げたいと考えている。

*2 CSM ・ASP （Central Saint Martins,Associate Studio Programme）
CSMが現地のAcme Studiosと恊働で展開している若手作家への活動支援プログラム。CSMの卒業後間もない優秀な新人作家へのスタジオ制作活動支援プログラムで、選抜メンバーは、制作スタジオ使用（シェアスタジオとして）と共に、大学図書館の継続利用、月1回程度の専門家のスタジオ・ビジットなどの特典がある。本制度は2013年から始まり、8人での共同スタジオ、12人で3ヵ所の共同スタジオの2種コースがあり、それぞれ2年間。スペース活用はメンバーの自治によって運営されている。遊工房アートスペースと東京藝大によるCSM・ASPとの交換プログラムは、London/Tokyo Y-AIR Exchange Program として2015年より開始している。

London/Tokyo Y-AIR Exchange Program2015
http://lydiadavies-youkobo.tumblr.com/
http://chrisifould-youkobo.tumblr.com/
http://shiorihigashiyama.tumblr.com/

活動期間	2016.04.01 - 2016.09.30
滞在場所	Y-AIR Studio
作家HP	https://www.facebook.com/youkobo.yair.studioprogram/
作家HP	http://www.acme.org.uk/residencies/associatestudio