2_Y-AIRの実践
2013年から「Y-AIR構想」(AIR for Yonug)と称し、美術系大学の諸先生方の理解と支援を得ながら、美大生や美大卒業生がAIRにアクセスしやすい環境作りを目指している。マイクロの存在である遊工房アートスペースとマクロの存在である美術大学との協働の展開構想である。AIR体験機会創出の試行を通して、生活者・社会人・国際人としてのアーティストの創作活動の充実の寄与だけでなく、AIRが美術大学教育の中に必要な存在となり、AIRが社会装置として存在となることに期待する。
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1_London/Tokyo Y-AIR Exchange Program
ロンドンにベースを置くアーティストユニットであり、教育者でもある Mark DunhillとTamiko O'brienとの協働構想をもとに、2015年から始めたロンドンと東京間での若手アーティストスタジオ交換プログラム。ロンドン芸術大学Central Saint Martins × Acme Studiosによる若手アーティスト支援プログラムAssociate Studio Programme(ASP|2013年開始)と東京藝術大学×遊工房アートスペースによる相互交換プログラムで、キャリアのまだ浅い若手の間から海外のスタジオでの滞在制作を経験できることが特徴。東京側のアーティストはYoukobo Y-AIR Studio Programに参加し、スタジオのシェア利用、ゲストを招いての批評や展示発表の機会を得ると共に、遊工房のAIR滞在アーティストや研究者との交流・対話を通しコミュニケーション力の向上も期待する。
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London/Tokyo Y-AIR Exchange Program 2019
2018 London/Tokyo Y-AIR Exchange Program 2018
2017 London-Tokyo Y-AIR Exchange Programme 2017
2016 Activity Report, London/Tokyo Y-AIR Exchange Program 2016
2015 Y-AIR Case Study, London/Tokyo Y-AIR Exchange Program2015
2019
05.01-06.15 Gillies Adamson Semple
06.16-07.31 Daria Blum
06.16.07.31 地村 洋平
2018
05.01-06.15 Jean-Baptiste Lagadec
05.01-06.15 磯村暖
06.16-07.31 Abbi Jones
06.16.07.31 新井麻弓
2017
05.01-06.15 Alice Jacobs
05.01-06.15 川越健太
06.16-07.31 Tuli Litvak
06.16.07.31 堀内悠希
2016
05.01-06.15 Sean Lavelle
05.01-06.15 堀内 崇志
06.16-07.31 Eleanor Turnbull
06.16.07.31 郷治 竜之介
2015
05.01-06.12 Lydia Davies
05.01-06.12 東山 詩織
06.13-07.24 Chris Ifould
06.13-07.24 小津 航
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2_ArtCamp派遣プログラム
遊工房アートスペースと日本の美術系大学教官(研究室)が協働してチェコの地方都市Pilsen市にある西ボヘミア大学で毎年夏に開催されている、アートの国際サマースクール「ArtCamp」に学生およびアーティストを派遣する実験プログラム。EUジャパン・フェスト日本委員会よりの紹介を受けたとこをきっかけに、2013年より開催。異文化での短期滞在型(3週間)創作交流の体験機会をAIRの模擬体験の場と捉え、英語によるアートコミュニケーションを通して国際交流に挑戦するもの。2015年からはArtCampへの講師派遣(アーティストなど)が始まった。また、プログラム運営の研究のため、2015年からはインターンを、2016年からは研究者も派遣している。
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2019 'ArtCamp'を通して考えるAIRと美術大学の協働 チェコ・日本の交流のかたち
2018 'Art Camp 'を通して考えるA I Rと美術大学の協働
2017 チェコと日本の
アーティスト・イン・レジデンス活動を通した交流
2016 ArtCampと共に、日本の取り組み・この4年間
2015 アートのサマースクール ArtCamp in チェコにおける日本の取組
2013 欧州文化首都AIR交換プログラム活動報告 Part1
2019
受講参加:砂川咲里、前田乃映、磯野玲奈(女子美術大学)、
クドリック華子(東京藝術大学/西ボヘミア大学短期留学)
講師派遣:福士朋子 (Manga)
2018
受講参加:クドリック華子(東京藝術大学)、久保美貴、若松はるか、飯島早矢加(女子美術大学)
細矢瑠羽、駒場春音(秋田公立美術大学)、水谷朋代(黄金町エリアマネジメントセンター/研究員として派遣)
講師派遣:稲垣立男(Bunjinga)
2017
受講参加:袁媛(女子美術大学)
講師派遣:松下裕子(Paper Illustration)
2016
受講参加:平石かなた(秋田公立美術大学)王環怡(女子美術大学)森千咲(東京藝術大学)、
小熊隆博(ものかたり/研究員として派遣)
講師派遣:矢嶋一裕(Architect/Japanese Tea House in Pilsen)
2015
受講参加:王木易(東京芸術大学)、庄野萌(女子美術大学)、八木えり(武蔵野美術大学)、
荒田真弥(埼玉大学)千葉敏子(東京造形大学)
講師派遣:町田久美(Artist/Japanese Ink Drawing)
インターシップ派遣:辻真木子(Youkobo Art Space)
2014
受講参加:松本恭吾(アーティスト)、加藤巧(アーティスト)土方大(アーティスト)、
北田匠(アーティスト)菅雄嗣(東京芸術大学)、渡辺志麻、
辻真木子(女子美術大学)、神祥子(武蔵野美術大学)、
東北芸術工科大学(藤原美咲)、福井大学(高田慎也)
2013
受講参加:佐々木美穂子(東京芸術大学)
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3_Y-AIR Artist Exchange Program, Finland and Japan
Y-AIRの実践活動である、マイクロな存在のAIRとマクロな
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2018 Y-AIR・フィンランドと日本の試み・Part 2
AIRと美術大学の協働
2017 アーティスト・イン・レジデンス(AIR)と美術大学の協働
Y-AIRフィンランドと日本の試み
2019
07-10 高原悠子
08-10 ラウラ・タフヴァナイネン
2018
07-10 亀倉 知恵
09-11 ヴェンニ・アールヴェルグ
2017
08 升谷 絵里香
08-10 トゥイヤ・テイスカ
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4_バスクの若手アーティストの日本滞在制作活動
スペイン・バスク自治政府の若手アーティスト支援プログラム「
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2019 バスクの若手アーティストの日本滞在制作の活動記録
2018 バスクの若手アーティストの日本滞在制作の活動記録
2019
Borja Gómez Diez(遊工房×女子美)
Mawa(黄金町エリアマネジメントセンター)
2018
Maria Muriedas Diez(遊工房×女子美)
Maider Gonzalo Salceda, Izaro Ieregi(Studio Kura)
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5_The Youkobo - studionAme Residency Program
英国・レスター市にベースを置く創作館studionAmeは、2人のアーティストYuka NamekawaとSteven Allbuttにより設立されたもので、アーティスト用スタジオ運営と共に、マイクロレジデンスも運営。Toru Namekawa residency programmeの基で、遊工房とのAIR交換プログラムを2019年より始めた。studioNameは、レスター市にある2つの大学(デ・モントフォート大学とレスター大学)との協働活動も推進している。
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2019 studionAme & Youkobo Art Space - マイクロレジデンスによる協働試行-
2019
9-11 石黒昭
10-11 Yang Chen
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6_人材育成
AIR運営の実習を通した活動体験と、次世代人材の育成。アーティストの活動を直に接することから得られる機会を生かした様々な体験研修の仕掛けとしてのインターシップ制度を設けている。
美大生の実習として、AIRプログラム自身の体験と、作家活動への支援の2つの側面からのプログラムが適時運営可能である。また、海外からの研修者を対象に、遊工房AIRと展示・スタジオ・プログラムさらに関連するネットワーク活動実践を通して体験するインターン制度、Global Internship Programを併設している。
美大インターシップ・プログラム
2013年よりアートマネジメント系と実技系の両方の学生を対象に遊工房アートスペースでのインターンシップ・プログラムを開始。AIRプログラムの実態を知ると共に、滞在アーティストの趣旨を理解しながら創作活動のサポートをすることによって、プロフェッショナルなスキルや制作に対する姿勢を学ぶことができる。また、2015年には美大生の海外インターシップ・プログラム機会も設けた。学外でのアートを通した学びの場作りの展開を試みている。
2019
-Adi Zaga (東京芸術大学|@Youkobo Art Space)
-黒木菜津姫(女子美術大学|@Youkobo Art Space)
2018
-大東美穂 (女子美術大学|@Youkobo Art Space)
2017
-飯島早矢加(女子美術大学|@Youkobo Art Space)
-遠藤初穂 (女子美術大学|@Youkobo Art Space)
2016
2015
-赤池龍星(東京芸術大学|@Youkobo Art Space)
-辻真木子(女子美術大学|@University of West Bohemia)
2014
-小原春奈(女子美術大学|@Youkobo Art Space)
-小津航 (東京芸術大学|@Youkobo Art Space)
2013
-辻真木子(女子美術大学|@Youkobo Art Space)
-渡邊遥 (女子美術大学|@Youkobo Art Space)
Global Internship Program:GIP
半年から1年間の実習で、2007年より始めている。これまでに、オランダ、英国、スペイン、オーストラリアからの帰国女子、英国からの研究生の合計5人を受け入れた。本人の将来の活動への礎となると共に、遊工房の活動にも新鮮な息吹を与えている。
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7_Y-AIR講演など
Y-AIR構想を背景に、大学での講演を、遊工房の滞在作家、研究者が実施する機会を教員経由頂戴したり、遊工房自信の運営のお話の機会を得ることを通し、AIRの若手作家への普及などに寄与できると共に、AIRが社会装置であることを共に考える機会として積極的に実施している。
最新の詳細情報は、年報の所定記録を参照ください。
こちら
21世紀鷹峯フォーラム「A hundred threads」記念フォーラム「世界とつながる工芸の未来」
2016 11.12 辻真木子
「Artist in Residence for Young Y-AIRの取り組み」(会場:虎ノ門ヒルズ)
>大学
女子美術大学
2017
2016 11.11 ラデック・ブロウシル「国際文化交流概論B」
2015 12.14-19 ミヒャル・ツァーブ「WS-4日間でこんなティーセットが描けるようになっちゃう?!オープンソフトBlenderの基礎をマスターしよう!」
2015 12.01 ミヒャル・ツァーブ
2014 12.19 ボリス・シルカ、ドーラ・ケンデラ
2013 11.29 アマンダ・リッフォ
2013 12.13 ダニエル・ゴティン
東京芸術大学
2016 06.02 ディアナ・ダウリング「油画学科学部2年特別授業-Artsit Talk」
2016 05.17 マーリン・ペッターソン・オバーグ「油画学科学部2年特別授業-Artsit Talk」
2015 07.17 村田達彦、村田弘子、クリス・アイフォルド、
東山詩織(London/Tokyo2015参加作家)
「集中講義 此の人の声、応答せよ。vol20太郎かアリスの海外滞在制作・レジデンス」
2014 05.28 タミコ・オブライエン、遊工房スタッフ(村田s)「アーティスト活動とAIR」
2014 07.14-18 タミコ・オブライエン、マークダンヒル「Collaboration」
武蔵野美術大学「アート&コミュニケーション」
2015 05.28 ヤーッコ・マッティラ
2015 04.23 シルビア・ペレイラ
2014 04.24 遊工房スタッフ(村田s、Jaime)「アーティスト活動とAIR」
2014 05.22 タミコ・オブライエン
2014 09.11 ルイーズシュミッド
2014 10.30 ボリス・シルカ
秋田公立美術大学
2016. 03.15 村田達彦「異端と出会う芸術 現地滞在型制作(AIR)の創造性/国際アート・キャンプとマイクロレジデンス」
東京造形大学
2016.11.17 村田達彦、松本恭吾「アーティスト・イン・レジデンスの事例」
尾道市立大学
2014.10.29 村田達彦「AIRと地域活動」
電気通信大学
2015.10.27 村田達彦、ミヒャル・ツァーブ
「グローバル人材育成セミナー アートによる国際交流のタベ」
2014.12.13 遊工房スタッフ(村田s)「IAESTE 研修から半世紀」
多摩美術大学
2015 12 ミヒャル・ツァーブ「特別講義」
西ボヘミア大学(プルゼニ,チェコ共和国)
2015 07.12 辻真木子「Pechakucha Night at ArtCamp」
法政大学国際文化学部「社会と美術」
2013 06.19 デイヴィッド・ブロニョン